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令和3年度第2回eラーニング 解答解説「新型コロナウィルス感染症等の呼吸器感染症とその対策」

令和3年度  『新型コロナウィルス感染症等の呼吸器感染症とその対策』確認テスト正答と解説

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「新型コロナウィルス感染症等の呼吸器感染症とその対策」確認テスト正答と解説

令和3年度 『新型コロナウィルス感染症等の呼吸器感染症とその対策』確認テスト正答と解説

問1.【感染症の基礎】 ( )に当てはまる適語を下欄から選び、記号でお答えください。
感染症は( 1 チ )、宿主、( 2 ク )の3つの要因が揃うことで成立する。
感染症を引き起こす( 1 チ )のうち、最も小さく単純な構造をもつ( 3 ア )は単独では増殖できないので、宿主の細胞に侵入し増殖する。( 4 ソ )があるものとないものがあり、あるものは消毒剤が( 5 カ )、ないものは消毒薬が( 6 キ )。自己増殖することができる( 7 イ )は宿主の細胞に侵入したり毒素を出して細胞を傷害するが、( 8 ス )などの治療薬で対応できる。一般( 7 イ )には消毒剤は( 9 カ )が、加熱しても死滅しない( 10 エ )には消毒薬は( 11 キ )。皮膚や粘膜の直接的な接触や、ドアノブ、手すり、スイッチなどの物の表面を介しての接触で( 1 チ )が付着することによる感染を( 12 ケ )という。咳、くしゃみや会話によって飛んだつばやしぶきに含まれる( 1 チ )を吸入することによる感染を( 13 シ )といい、直径( 14 ヒ )以上の大きさの水分を含む(15 ツ )は感染源から( 16 ヘ )程度届く。( 15 ツ )に含まれる水分が蒸発した直径( 17 ヒ )以下の粒子を( 18 テ )といい、空気中に浮遊した( 1 チ )を含む( 18 テ )は広範囲に広がり、吸入して起こる感染を( 19 サ )という。これにより感染する疾病は、( 20 ナ )、( 21 ヌ )、( 22 ネ )(20、21,22 の解答は順序入替え可)がある。新型コロナウイルスの感染で新たに注目されているのが( 23 コ )で、遠くまで飛散する小さな粒子 ( 24ト )で感染する。現状、明確な定義がない。感染源から約( 25 フ )以上離れた場合でも感染が起こり得る。

ア :ウイルス  イ: 細菌  ウ: 真菌  エ: 芽胞菌  オ: マイコプラズマ カ: 効きやすい  キ: 効きにくい  ク: 感染経路  ケ :接触感染  コ :エアロゾル感染 サ: 空気感染  シ :飛沫感染 ス: 抗生物質  セ :抗真菌薬 ソ: エンベロープ タ :カプシド  チ :病原体  ツ :飛沫  テ :飛沫核  ト :マイクロ飛沫 ナ :結核  ニ: 風疹  ヌ: 麻疹  ネ: 水痘  ノ: インフルエンザ ハ: 3μm  ヒ: 5μm  フ: 1.8 m  ヘ: 1~2m  ホ: 10m

問2.【主な感染性呼吸器疾患】 ①~⑥について、正しければ〇、誤りなら×を記入して下さい。
① かぜ症候群の原因は、約80~90%が細菌によるもので、その他にウイルス、クラミジア(クラミドフィラ)、マイコプラズマなどです。抗菌薬での治療が有効です。 ×
② RS ウイルス感染症は、生後1 歳までに50%以上が、2 歳までにほぼ100%の人がRS ウイルスの初感染を受け、それ以降も何度も感染する。ほとんどが軽い症状で改善する。 ×
③ A 型インフルエンザウイルスによる感染症は、毎年冬に風邪に似た症状をもたらす季節性のインフルエンザ、鳥が感染して大量死をもたらす場合がある鳥インフルエンザ、人から人へ効率よく感染するように変異し大規模な感染をもたらす新型インフルエンザがある。 季節性のインフルエンザは、新型コロナウイルス感染症が流行した2020 年冬にも例年通り流行がみられた。×
④ 世界各地では新興感染症が発生しており、致死率が高い鳥インフルエンザ(H5N1)、鳥インフルエンザ(H7N9)、SARS(重症急性呼吸器症候群)、中東呼吸器症候群(MERS)は全てインフルエンザウイルスによる感染症です。 ×
⑤ 新型コロナウイルス感染症の潜伏期間は1-14 日、曝露から5 日程度で発症することが多く、発症後から感染性がある。発熱、咳、頭痛、筋肉痛などのインフルエンザ様症状がみられ、症状のない無症状患者からは感染性はない。 ×
⑥ 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の発熱や痛みには、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs,イブプロフェンやロキソプロフェン)で対応できる。妊娠中、授乳中、ご高齢、胃・十二指腸潰瘍や腎機能低下などでは飲める薬が限られる。 〇

問3. 【感染対策】 日常で行う(1)~(10)の感染対策について、「3層防衛」のA、B、C のどれに該当するか記号でお答えください。

「3層防衛」
A:物体防衛(ウイルスや菌が体や物体に付着することを想定した防衛方法)
B:空間防衛((ウイルスや菌が咳やくしゃみにより空間中に飛沫・浮遊すると想定し、空間中のウイルス・菌の量を減らす防衛方法)
C:体内防衛(ウイルス・菌の体内への侵入とその増殖を抑えることを目的とした防衛方法)
(1) 正しい手洗い  A
(2) 正しいうがい  C
(3) 室内の換気  B
(4) マスク着用  A
(5) 二酸化塩素ガスによる空間除菌  B
(6) 空気清浄機  B
(7) 接触感染経路における物の表面の除菌  A
(8) 常備薬の備蓄:解熱薬(アセトアミノフェン)など  C
(9) ワクチン接種  C
(10) ソーシャルディスタンス  A

問4. 【感染対策方法】 ①~⑩について、正しければ〇、誤りなら×を記入して下さい。
① 布マスクやウレタンマスクに比べ、不織布マスクの飛沫捕集効果は高い。 〇
② 不織布マスクであれば、どのマスクでも性能は同じで、つけ方も問わない。 ×
③ 消毒剤、除菌剤、抗菌・抗ウイルス剤は、菌やウイルスに対する効果が異なるため目的に応じた使い分けが必要である。 〇
④ 界面活性剤(石けん、洗剤)やアルコールは、ウイルスのエンベロープの脂質を破壊するので、アデノウイルスやノロウイルスにも有効である。 ×
⑤ 二酸化塩素は常温では気体(ガス)として存在し、二酸化塩素ガスは空間除菌剤、二酸化塩素ガス溶存液は物体除菌剤として使用されている。 〇
⑥ 次亜塩素酸ナトリウムは同じ濃度の二酸化塩素ガス溶存液に比べ10 倍から100 倍の除菌力があり、しかも素手で使用できる。 ×
⑦ 紫外線(UV)は、光の波長が短くなるほどエネルギーは高くなり、より強い殺菌効果が期待できるため、有人空間で使用されている。 ×
⑧ 二酸化塩素ガスは、人が二酸化塩素ガスを一生涯にわたって吸い続けても健康への有害な影響がない濃度が0.01ppm と設定されており、同濃度で浮遊ウイルス・浮遊細菌の除去効果が確認されている。〇