1. TOP
  2. 令和4年度第4回eラーニング 「胃痛及び腹痛(便秘を伴わない)」

令和4年度第4回eラーニング 「胃痛及び腹痛(便秘を伴わない)」

令和4年度第4回研修

「胃痛及び腹痛(便秘を伴わない)」

●動画研修終了後、確認テストを行い「確定」ボタンを押し送信してください。
その後、メールにて解答解説URL・受講印URLをお知らせいたします。


テキストは下記よりダウンロードできます。

1ページごとPDF形式

4ページ集約PDF形式

登録販売者生涯学習研修確認テスト

「胃痛及び腹痛(便秘を伴わない」

確認テストPDF形式(ダウンロード)










問1.【受診勧奨】受診勧奨が適当と思われる症状には○、セルフメディケーションが可能なら×を記入して下さい。
(1) 受診を勧めるべき生命に関わる緊急性の高い重大な症状ではないか?








(2) その他、受診を勧めるべき症状ではないか?










A.消化成分,健胃生薬,消泡成分等     B.粘膜保護修復成分,抗コリン成分,制酸成分,局所麻酔成分等     C.パパベリン塩酸塩,抗コリン成分等
問2①






問3.【一般用医薬品の使い分け】
(1)次の「胃痛」又は「腹痛」の効能・効果を持つ、承認基準に基づく漢方製剤を下欄から選んで下さい

A.四逆散     B.小建中湯     C.人参湯     D.六君子湯     E.黄連湯     F.柴胡桂枝湯     G.芍薬甘草湯     H.小柴胡湯     I.安中散

体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、はきけ、嘔吐などを伴うものの次の諸症:神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱








体力虚弱で、疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿および多尿などを伴うものの次の諸症:小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜泣き


(2)説明に該当する胃腸鎮痛鎮痙薬成分を下欄から選んで下さい。
胃腸鎮痛鎮痙薬は、「胃痛、腹痛、さしこみ(疝痛、癪) ※、胃酸過多、胸やけ」の効能・効果を書くことができ、抗コリン成分、パパベリン塩酸塩、局所麻酔成分、制酸成分、生薬等が配合されている。
※:通俗的な総称 疝痛:発作性の間欠的な痛み 癪:胸部や腹部に生じる激しい痛み

A.アミノ安息香酸エチル     B.ピレンゼピン塩酸塩水和物     C.パパベリン塩酸塩     D.ロートエキス    E.オキセサゼイン     F.ブチルスコポラミン臭化物     G.セトラキサート塩酸塩



酸分泌に関連していると思われる胃粘膜のムスカリン受容体を特異的に遮断して攻撃因子を抑制する。また、胃の粘膜防御因子の増強作用も有する。








A.アミノ安息香酸エチル     B.ピレンゼピン塩酸塩水和物     C.パパベリン塩酸塩     D.ロートエキス    E.オキセサゼイン     F.アルミニウム塩     G.カルシウム塩     H.小建中湯     I.チキジウム臭化物

ピレンゼピン塩酸塩水和物、( ① )の製剤は、妊婦又は妊娠していると思われる人は服用できない。








抗コリン成分の内、( ⑤ )はより慎重な注意で、緑内障、前立腺肥大、心臓病、麻痺性イレウス(腸閉塞)、甲状腺機能亢進症、不整脈、潰瘍性大腸炎の診断を受けた人は使用してはならないことになっている。相談事項には「高齢者、体の弱っている人」、「排尿困難のある人」等の記載がある。


( ⑥ )は、効能・効果の範囲の症状と虫垂炎を判別するために「悪心・嘔吐のある人」は、相談するよう記載されている。






胃部の痛みが30 分以上続いているそうなので、とりあえず胃腸鎮痛鎮痙薬をおすすめした。