令和6年度第3回eラーニング 「熱だ、風邪かも」 令和6年度第3回研修 「熱だ、風邪かも」 ●動画研修終了後、確認テストを行い「確定」ボタンを押し送信してください。 その後、メールにて解答解説URL・受講印URLをお知らせいたします。 テキストは下記よりダウンロードできます。 ・1ページごとPDF形式 ・4ページ集約PDF形式 登録販売者生涯学習研修確認テスト 「熱だ、風邪かも」 確認テストPDF形式(ダウンロード) 販売従事者番号 ※ 氏名 ※ 姓: 名: メールアドレス ※ 問1.【受診勧奨】常連のお客様から、かぜについての相談を受けました。受診勧奨が適当と思われる症状には○、セルフメディケーションが可能なら×を記入して下さい。 (1) 受診を勧めるべき生命に関わる重大な疾病の症状ではないか? 問1⑴① ※ 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等があらわれた。 〇✕ 問1⑴② ※ のどの痛み、飲み込みにくさがあり、声までおかしい。発熱とともに息苦しくなってきた。 〇✕ 問1⑴③ ※ 微熱があって、空咳が続いていて、最近では息切れが気になっている。布団の上げ下ろしでも息切れするようになってきた。 〇✕ 問1⑴④ ※ 風邪が長引いて、発熱・咳以外に息苦しさや胸の痛みがある。色のついた粘性膿性の痰が出る。 〇✕ 問1⑴⑤ ※ 発熱、頭痛、項部硬直(仰向けの状態で頭を持ち上げると肩まで上がってしまう)がみられる。 〇✕ 問1⑴⑥ ※ 昨夜、吐いて下痢もしたが今朝はおさまった。しかし、今日は38℃の熱に加え、前かがみになると下腹部に違和感があり、胃の辺りがジクジク痛む。そこで、家にあったロキソニンをのんだらどの症状も楽になった。 〇✕ 問1⑴⑦ ※ 子どもが発熱して全身に発疹が・・・。 〇✕ (2) その他、受診を勧めるべき、あるいはしかるべきところへ案内すべき症状ではないか? 問1⑵① ※ のどが痛み、熱は38℃以上。頸部リンパ節の腫れが目立ってきた。(扁桃や舌が白苔で覆われ、舌はその後に苺舌になることがある。また、発疹もみられることがある。) 〇✕ 問1⑵② ※ 子どもが、38℃の熱、咳、鼻汁、のどの痛みが出ており、普通の風邪だと思うが、結膜充血、目やに、眩しさを訴えているのが気になる。 〇✕ 問1⑵③ ※ 2週間以上、せきや痰、微熱が続いている。寝汗も気になる。 〇✕ 問1⑵④ ※ 疲れやすく、微熱があり、手指が痛む。鼻梁と両頬の部分が、蝶が羽を広げているように赤くなった(蝶型紅斑)。 〇✕ 問1⑵⑤ ※ COVID-19 の発症から3ヵ月経ったが、罹患後、疲れやすく物事に集中できない。COVID-19 以外に原因が思い当たらない。 〇✕ 問2.【セルフメディケーションでも対応できるかぜの症状】( )に当てはまる適語を下欄から選んで下さい。 “かぜ”と認識される病気のほとんどは( ① )が原因で、鼻症状、咽頭痛が主体で、発熱、頭痛、全身倦怠感などを伴い、下気道まで炎症が及ぶと咳、痰が出るようになる。くしゃみや咳によって( ② )する。例えば( ③ )に突然高熱を出し、口の奥とのどに多数現れた小水疱が破れて潰瘍になって痛むのは“ヘルパンギーナ”が考えられる。主に小児に流行するが、まれに大人にも発症する。潜伏期間2~4 日。2~4 日間程度で解熱する。(①)性であれば、安静、水分・栄養補給により自然に治るが、症状のつらさに応じてかぜ薬や解熱鎮痛薬、トローチやうがい薬などを使うとよい。( ④ )性の( ⑤ ),肺炎クラミジア,および百日咳菌には治療薬が存在し、それらは周囲への感染力が強く、ときに重症化するため、( ⑥ )が続く場合にはこれらを疑い、他者への感染予防のため受診勧奨する. A.ウイルス B.細菌 C.真菌 D.飛沫感染 E.空気感染 F.夏 G.冬 H.マイコプラズマ I.レジオネラ J.高熱 K.咳 L.水様性の痰 問2① ※ ABCDEFGHIJKL 問2② ※ ABCDEFGHIJKL 問2③ ※ ABCDEFGHIJKL 問2④ ※ ABCDEFGHIJKL 問2⑤ ※ ABCDEFGHIJKL 問2⑥ ※ ABCDEFGHIJKL 問3. 【一般用医薬品の主作用の特徴】 (1) かぜ薬の成分の主作用の特徴に対する正しい成分を下欄から選んで下さい。 A.トラネキサム酸 B.L-カルボシステイン C.アンブロキソール塩酸塩 D.アセトアミノフェン E.イブプロフェン 問3⑴① ※ プラスミンの作用で産生される活性ペプタイド等による炎症を抑制する。 ABCDE 問3⑴② ※ 気道の液量増加による痰の粘度低下、線毛運動亢進、肺表面活性物質(肺サーファクタント)分泌促進等。 ABCDE 問3⑴③ ※ 喀痰中のシアル酸とフコースの構成比を正常化して粘度低下、気道粘膜上皮の線毛細胞の修復を促進。 ABCDE 問3⑴④ ※ 速効性ではやや劣るが、末梢でのプロスタグランジン合成阻害は強く、解熱・鎮痛・抗炎症作用が強い。 ABCDE (2) 下の表は「かぜ」又は「感冒」の効能・効果※について、承認基準に基づく漢方製剤の例を適応体力と適応時期ごとにまとめたものです。①~⑥の処方をA~Fにから選んで下さい。 A.葛根湯 B.桂枝加葛根湯 C.小青竜湯 D.小柴胡湯 E.柴胡桂枝乾姜湯 F.柴胡桂枝湯 ※「かぜ」と「感冒」の用語統一がされていないが、特に使い分けしているわけではないとのこと。(厚労省の説明) 問3⑵① ※ ABCDEF 問3⑵② ※ ABCDEF 問3⑵③ ※ ABCDEF 問3⑵④ ※ ABCDEF 問3⑵⑤ ※ ABCDEF 問3⑵⑥ ※ ABCDEF 問4.【患者情報確認】( )にあてはまる、使用上の注意に照らして最も適当な言葉を下欄から選んで下さい。 A .マオウ B .セッコウ C .L-カルボシステイン D..イソプロピルアンチピリン E .アスピリン F .エテンザミド G.イブプロフェン H.コデインリン酸塩水和物もしくはジヒドロコデインリン酸塩 I.dl-メチルエフェドリン塩酸塩 問4① ※ 麻黄湯、葛根湯、小青竜湯には、( ① )が配合されており、交感神経刺激作用により、“体の虚弱な人”、“胃腸の弱い人”、“発汗傾向の著しい人”、“高齢者”、“排尿困難のある人”、“高血圧、心臓病、腎臓病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人”には注意が必要で、麻黄湯は“体の虚弱な人”には使用できない ABCDEFGHI 問4② ※ 15 歳未満の小児に使用する機会がありうる常備薬のかぜ薬に、イブプロフェン、( ② )、アスピリンアルミニウム、サザピリン又はプロメタジンメチレンジサリチル酸塩配合剤は選べない。 ABCDEFGHI 問4③ ※ サリチルアミド又は( ③ )を含有する製剤には、水痘(水ぼうそう)若しくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児(15 歳未満)は使用前に相談するよう、明記されている。 ABCDEFGHI 問4④ ※ アスピリン、アスピリンアルミニウム又は( ④ )を含有する製剤は、出産予定12 週以内は使用してはいけない旨、明記されている。 ABCDEFGHI 問4⑤ ※ ( ⑤ )を含有する製剤は、12 歳未満の小児は服用できず、授乳中は服用しないか授乳を避けなければならない。眠気等があらわれることがあるため、服用後、乗物又は機械類の運転操作をしてはならない。また、まれに起こる重篤な副作用の報告として「呼吸抑制」があるので、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症の診断を受けた人は相談するよう明記されている。 ABCDEFGHI 問4⑥ ※ ( ⑥ )配合剤の相談事項において、「次の診断を受けた人」に記載されているのは「肝臓病、心臓病」。 ABCDEFGHI 問5.【アドバイス】次の文章が正しいものには○を、誤っているものには×を記入して下さい。 問5① ※ コロナウイルス、インフルエンザウイルスは、石鹸では感染力が衰えない。 〇✕ 問5② ※ 解熱鎮痛成分を含有するかぜ薬は、長期連用してはならない。 〇✕ 問5③ ※ 咳やくしゃみの飛沫が飛ぶ距離は最長でも約1メートルと考えて、距離を意識しましょう。 〇✕ 問5④ ※ かぜ・ウイルス対策用不織布マスク(BFE・VFE 試験基準を満たすもの)は、ウイルスを捕集できるようにでき ている。 〇✕ 問5⑤ ※ インフルエンザは、発症から48 時間以内に抗ウイルス薬を使用すれば、発熱期間が通常3~4 日間短縮される。 〇✕