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令和3年度第4回eラーニング「アレルギー性鼻炎症状」

令和3年度第4回研修

「アレルギー性鼻炎」

●動画研修終了後、確認テストを行い「確定」ボタンを押し送信してください。
その後、メールにて解答解説URL・受講印URLをお知らせいたします。

 


テキストは下記よりダウンロードできます。

1ページごとPDF形式

4ページ集約PDF形式

 

登録販売者生涯学習研修確認テスト

「アレルギー性鼻炎」

確認テストPDF形式(ダウンロード)










問1.【受診勧奨】受診勧奨が適当と思われる症状には○、セルフメディケーションが可能なら×を記入して下さい。

(1) 受診を勧めるべき生命に関わる緊急性の高い重大な症状ではないか?

① ずっと鼻が詰まっていたのだが、数時間前から発熱、増悪する頭痛、項部硬直が現れている。
※:仰向けの状態で頭を動かすとき、左右には動くのに前屈させようとすると背中まで持ち上がってしまう。










A.かぜ薬    B.鼻炎用内服薬    C.鼻炎用点鼻薬    D.小青竜湯    E.葛根湯加川芎辛夷    F.麻黄附子細辛湯    G.荊芥連翹湯    H.麻黄湯













(1)次の( )に当てはまる成分を下欄から選んで下さい。
・( ① )及び( ② )は第一世代の抗ヒスタミン成分に分類される。アレルギー性鼻炎に対する有効率はいずれも70%を超える。しかし鼻づまりには効果は弱いので、鼻づまりに対処するためにアドレナリン作動成分を配合した処方が多い。副作用として眠気、口渇、全身倦怠感が高頻度にみられる。(①)は(②)と比較して持続時間が長いので、用法は1日2回。鎮静作用、抗コリン作用等は弱いという。(②)の用法は基本的に1日3回だが、速放性と徐放性の製剤を混合したり、2層化したりすることで1日2回とした製品もある。主作用を担っているd体のみを抽出して半量配合することで、副作用を減弱させられる。
・第二世代の抗ヒスタミン成分は抗アレルギー作用も有し、一般に眠気等の副作用は少ない。とは言うものの、乗物又は機械類の運転操作が禁止されていないのは、( ③ )( ④ )である。血中の濃度が高まるのに時間のかかる成分もあるなか、( ⑤ )( ⑥ )は、クロルフェニラミンよりも早いうえ、用法は1日1回就寝前である。アレルギー性鼻炎に対する有効率は、第一世代と比較すると低いので、その人にとって効く成分を探すことが優先事項である。花粉症には、飛散開始時期から早めにのみ始めるとよい。

A.クロルフェニラミンマレイン酸塩    B.メキタジン    C.クレマスチンフマル酸塩    D.アゼラスチン塩酸塩    E.ペミロラストカリウム F.エピナスチン塩酸塩    G.セチリジン塩酸塩    H.フェキソフェナジン塩酸塩    I.ロラタジン    J.エバスチン























・承認基準に基づく鼻炎用点鼻薬は( ① )を配合し、小児に過度に使用すると、発汗、徐脈、昏睡等が表れやすくなる。
・承認基準に基づく鼻炎用内服薬には、( ② )を配合することになっており、眠気等の副作用を理由に「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」、服用前の相談事項に、抗コリン作用による副作用を理由に「排尿困難のある人」「緑内障の診断を受けた人」が記載されている。
・承認基準に基づく鼻炎用内服薬のうち( ③ )を配合している製剤には、「してはいけないこと」の「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」の理由に「目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがある」、また、服用前の相談事項「次の診断を受けた人」に「心臓病」の注意が加えられている。
・( ④ )、( ⑤ )、( ⑥ )、トリプロリジン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩又はプソイドエフェドリン塩酸塩(硫酸塩も)を配合している鼻炎用内服薬には、授乳中の人は、相談するよう記載がある。
・( ⑦ )を配合している鼻炎用内服薬には、「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓静脈炎等)及び血栓症を起こすおそれのある人」は、服用前に相談するよう記載がある。
・( ⑧ )製剤は「腎臓病」の診断を受けた人は使用できず、服用中はテオフィリン製剤を使用してはならない(本剤の作用を強めるおそれ)。「肝臓病」又は「てんかん」の診断を受けた人、「けいれん発作を起こしたことがある人」に対しては相談を促している。
・( ⑨ )製剤は、服用中は制酸剤を使用してはならない。
・( ⑩ )は気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、肝障害の診断を受けた人に対しては相談を促しているが、腎臓病の人、てんかんの人への注意はない。
・( ⑪ )を配合している鼻炎用内服薬には、「前立腺肥大による排尿困難のある人」、「高血圧症、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病の診断を受けた人」は服用しないよう、また、「かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬等により、不眠、めまい、脱力感、震え、動悸を起こしたことがある人」、「モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬で治療を受けている人」、「腎臓病の診断を受けた人」は相談するよう記載が加えられる。

A.抗コリン成分    B.アドレナリン作動成分    C.抗ヒスタミン成    D.メチルエフェドリン塩酸塩    E.カフェイン類(カフェインとして100mg/回以上) F.トラネキサム酸    G.フェキソフェナジン塩酸塩    H.プソイドエフェドリン塩酸塩(硫酸塩)    I.セチリジン塩酸塩    J.グリチルリチン酸として1 日最大量40mg以上    K.ロラタジン    L.エバスチン    M.メキタジン