令和3年度第4回eラーニング「アレルギー性鼻炎症状」 令和3年度第4回研修 「アレルギー性鼻炎」 ●動画研修終了後、確認テストを行い「確定」ボタンを押し送信してください。 その後、メールにて解答解説URL・受講印URLをお知らせいたします。 テキストは下記よりダウンロードできます。 ・1ページごとPDF形式 ・4ページ集約PDF形式 登録販売者生涯学習研修確認テスト 「アレルギー性鼻炎」 確認テストPDF形式(ダウンロード) 販売従事者番号 ※ 氏名 ※ 姓: 名: メールアドレス ※ 問1.【受診勧奨】受診勧奨が適当と思われる症状には○、セルフメディケーションが可能なら×を記入して下さい。 (1) 受診を勧めるべき生命に関わる緊急性の高い重大な症状ではないか? 問1⑴① ※ ① ずっと鼻が詰まっていたのだが、数時間前から発熱、増悪する頭痛、項部硬直が現れている。 ※:仰向けの状態で頭を動かすとき、左右には動くのに前屈させようとすると背中まで持ち上がってしまう。 問1⑴① ※ 〇✕ 問1 ⑴② ※ ② 鼻炎(又は副鼻腔炎)症状に続いて、数日前から徐々に頭痛が悪化し、息みによって強まる。 〇✕ 問1 ⑴③ ※ ③ 副鼻腔炎のためか、眼窩の痛み、眼球の突出、眼の動きの制限、発熱等がみられる。 〇✕ (2) その他、受診を勧めるべき症状ではないか? 問1⑵ ① ※ ① 鼻の中の掃除をして傷ついたのか、鼻孔の開口部のすぐ内側(鼻前庭)に炎症が起き、化膿してしまったらしいのだが、鼻全体が腫れてきた。触れても痛い。 〇✕ 問1⑵ ② ※ ② 鼻から黄色や緑色の鼻汁が出ることがある。鼻の周囲の痛み、圧痛、鼻づまり、鼻の閉塞、嗅覚の低下、口臭、たんを伴うせき(特に夜間)がみられる。 〇✕ 問2.【セルフメディケーションでも対応できる鼻炎等】空欄に当てはまる適語を下欄から選んで下さい。 (1)「アレルギー性鼻炎」、「急性鼻炎」、「副鼻腔炎」による、くしゃみ、鼻水(水性・透明の)、鼻づまり等の症状に対する効能・効果をもつ医薬品には、( ① )、( ② )がある。 (2)「アレルギー性鼻炎」の効能・効果をもつ漢方薬に、( ③ )、( ④ )がある。 (3)「蓄膿症(副鼻腔炎)」のうち、激しい症状や合併症(疼痛、圧痛、腫れ、眼の異常、発熱、悪寒)が無い場合、一般用漢方製剤の( ⑤ )、防風通聖散、( ⑥ )、辛夷清肺湯等、半夏白朮天麻湯で対応することは可能である。 A.かぜ薬 B.鼻炎用内服薬 C.鼻炎用点鼻薬 D.小青竜湯 E.葛根湯加川芎辛夷 F.麻黄附子細辛湯 G.荊芥連翹湯 H.麻黄湯 問2① ※ ABCDEFGH 問2② ※ ABCDEFGH 問2③ ※ ABCDEFGH 問2④ ※ ABCDEFGH 問2⑤ ※ ABCDEFGH 問2⑥ ※ ABCDEFGH 問3. 【一般用医薬品の使い分け】 (1)次の( )に当てはまる成分を下欄から選んで下さい。 ・( ① )及び( ② )は第一世代の抗ヒスタミン成分に分類される。アレルギー性鼻炎に対する有効率はいずれも70%を超える。しかし鼻づまりには効果は弱いので、鼻づまりに対処するためにアドレナリン作動成分を配合した処方が多い。副作用として眠気、口渇、全身倦怠感が高頻度にみられる。(①)は(②)と比較して持続時間が長いので、用法は1日2回。鎮静作用、抗コリン作用等は弱いという。(②)の用法は基本的に1日3回だが、速放性と徐放性の製剤を混合したり、2層化したりすることで1日2回とした製品もある。主作用を担っているd体のみを抽出して半量配合することで、副作用を減弱させられる。 ・第二世代の抗ヒスタミン成分は抗アレルギー作用も有し、一般に眠気等の副作用は少ない。とは言うものの、乗物又は機械類の運転操作が禁止されていないのは、( ③ )( ④ )である。血中の濃度が高まるのに時間のかかる成分もあるなか、( ⑤ )( ⑥ )は、クロルフェニラミンよりも早いうえ、用法は1日1回就寝前である。アレルギー性鼻炎に対する有効率は、第一世代と比較すると低いので、その人にとって効く成分を探すことが優先事項である。花粉症には、飛散開始時期から早めにのみ始めるとよい。 A.クロルフェニラミンマレイン酸塩 B.メキタジン C.クレマスチンフマル酸塩 D.アゼラスチン塩酸塩 E.ペミロラストカリウム F.エピナスチン塩酸塩 G.セチリジン塩酸塩 H.フェキソフェナジン塩酸塩 I.ロラタジン J.エバスチン 問3⑴① ※ ABCDEFGHIJ 問3⑴② ※ ABCDEFGHIJ 問3⑴③ ※ ABCDEFGHIJ 問3⑴④ ※ ABCDEFGHIJ 問3⑴⑤ ※ ABCDEFGHIJ 問3⑴⑥ ※ ABCDEFGHIJ (2)下表は「アレルギー性鼻炎」又は「蓄膿症」の効能・効果を持つ、承認基準に基づく漢方製剤の例を適応 体力ごとにまとめたものです。①~⑤の処方を下欄から選んで下さい。(処方の意図を考慮して選薬しましょう) 問3⑵① ※ ABCDE 問3⑵② ※ ABCDE 問3⑵③ ※ ABCDE 問3⑵④ ※ ABCDE 問3⑵⑤ ※ ABCDE 4.【患者情報確認・生活スタイル】鼻炎用薬の添付文書に照らして、最も適当な語句を選んで下さい。 ・承認基準に基づく鼻炎用点鼻薬は( ① )を配合し、小児に過度に使用すると、発汗、徐脈、昏睡等が表れやすくなる。 ・承認基準に基づく鼻炎用内服薬には、( ② )を配合することになっており、眠気等の副作用を理由に「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」、服用前の相談事項に、抗コリン作用による副作用を理由に「排尿困難のある人」「緑内障の診断を受けた人」が記載されている。 ・承認基準に基づく鼻炎用内服薬のうち( ③ )を配合している製剤には、「してはいけないこと」の「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」の理由に「目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがある」、また、服用前の相談事項「次の診断を受けた人」に「心臓病」の注意が加えられている。 ・( ④ )、( ⑤ )、( ⑥ )、トリプロリジン塩酸塩、クレマスチンフマル酸塩又はプソイドエフェドリン塩酸塩(硫酸塩も)を配合している鼻炎用内服薬には、授乳中の人は、相談するよう記載がある。 ・( ⑦ )を配合している鼻炎用内服薬には、「血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓静脈炎等)及び血栓症を起こすおそれのある人」は、服用前に相談するよう記載がある。 ・( ⑧ )製剤は「腎臓病」の診断を受けた人は使用できず、服用中はテオフィリン製剤を使用してはならない(本剤の作用を強めるおそれ)。「肝臓病」又は「てんかん」の診断を受けた人、「けいれん発作を起こしたことがある人」に対しては相談を促している。 ・( ⑨ )製剤は、服用中は制酸剤を使用してはならない。 ・( ⑩ )は気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、肝障害の診断を受けた人に対しては相談を促しているが、腎臓病の人、てんかんの人への注意はない。 ・( ⑪ )を配合している鼻炎用内服薬には、「前立腺肥大による排尿困難のある人」、「高血圧症、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病の診断を受けた人」は服用しないよう、また、「かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬等により、不眠、めまい、脱力感、震え、動悸を起こしたことがある人」、「モノアミン酸化酵素(MAO)阻害薬で治療を受けている人」、「腎臓病の診断を受けた人」は相談するよう記載が加えられる。 A.抗コリン成分 B.アドレナリン作動成分 C.抗ヒスタミン成 D.メチルエフェドリン塩酸塩 E.カフェイン類(カフェインとして100mg/回以上) F.トラネキサム酸 G.フェキソフェナジン塩酸塩 H.プソイドエフェドリン塩酸塩(硫酸塩) I.セチリジン塩酸塩 J.グリチルリチン酸として1 日最大量40mg以上 K.ロラタジン L.エバスチン M.メキタジン 問4① ※ ABCDEFGHIJKLM 問4② ※ ABCDEFGHIJKLM 問4③ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4④ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑤ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑥ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑦ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑧ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑨ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑩ ※ ABCDEFGHIJKLM 問4⑪ ※ ABCDEFGHIJKLM 5.【アドバイス】次の文章が正しいものには○を、誤っているものには×を、解答欄に記入して下さい。 問5① ※ ① 鼻炎用内服薬の使用上の注意に、「高熱のある人」は相談するように書いてあるのは、解熱成分が配合されていないからで、その場合にはかぜ薬をお使い下さいという意味です。 〇✕ 問5② ※ ② 12 時頃と18 時頃の時間帯、特に晴れた風の強い日は、花粉の飛散量が多いので外出は避けましょう。 〇✕ 問5③ ※ ③ 6才の小児の鼻閉にも、使用量を減らせば、大人用の点鼻薬を使ってもよい。 〇✕ 問5④ ※ ④ 承認基準に基づく鼻炎用点鼻薬の1日の使用回数は6回を限度、適用間隔は3時間以上に設定されている。 〇✕ 問5⑤ ※ ⑤プソイドエフェドリン塩酸塩配合鼻炎薬を2 ヶ月分まとめて買おうとするお客様に購入理由を確認したが、説明が不自然なので、1 包装単位だけ販売し、薬務主管課に販売状況とお客様に関する情報を提供した。 〇✕