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令和5年度第2回eラーニング 「魚の目、タコ、イボについて」

令和5年度第2回研修

「魚の目、タコ、イボについて」

●動画研修終了後、確認テストを行い「確定」ボタンを押し送信してください。
その後、メールにて解答解説URL・受講印URLをお知らせいたします。

テキストは下記よりダウンロードできます。

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登録販売者生涯学習研修確認テスト

「魚の目、タコ、イボについて」

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問1.【受診勧奨】受診勧奨が適当なら○、セルフメディケーションが可能なら×を記入して下さい。
(1) 受診を勧めるべき生命やQOLの低下に関わる緊急性の高い重大な症状ではないか?











問2.【セルフメディケーションでも対応できるうおの目・たこ・いぼ】
( )に当てはまる語句を下欄から選んで下さい。

A.伝染性軟属腫ウイルス    B.ヘルペスウイルス    C.ヒトパピローマウイルス    D.帯状疱疹    E.鶏眼    F.胼胝腫    G.扁平疣贅     H.尋常性疣贅     I.有 棘     J.基底    K.体幹部    L.手足    M.ヨクイニン    N.サリチル酸

〈イボ〉皮膚から盛り上がっている小さなできもの。
多くは( ① )によるウイルス性疣贅のうちの“( ② )”である。表皮の( ③ )層の細胞が傷などからイボのウイルスに感染し、細胞分裂が活発になると考えられていて、( ④ )にできることが多い。
タイプは違うが、顔や腕にかきキズにそって並んで出る特徴がある( ⑤ )も同様である。癌化しやすい型のウイルスもあるが、普通のイボが癌になることは基本的にはなく、免疫力が高まることで無数のイボがたちまち消えてしまうこともある。
〈ミズイボ〉( ⑥ )が原因。表面がツルツルして光沢のある直径数㎜から5mm くらいの盛り上がりで、てっぺんが少し凹んでいるのが特徴。( ⑦ )にできることが多い。ウイルス性疣贅とミズイボに対するセルフメディケーションには、( ⑧ )製剤の内服が選択肢として挙げられる。人によっては効果が出ない場合があるので、その場合には受診を勧める。
〈ウオノメ〉専門用語は“( ⑨ )”。大人の足の裏や指にでき、圧迫により激しい痛みを伴うのが特徴。一定部位に繰り返し圧迫刺激が加わることで角質が厚く芯のようになり、真皮に向かって楔状に食い込むので痛い。一方、子供の足の裏にできるのは、ウオノメに似ていても“ミルメシア”というイボだと思ってよい。
〈タコ〉専門用語は“( ⑩ )”。刺激を受けた辺り全体の皮膚が少し黄色味を帯びて、厚く硬くなって盛り上がる。“ペンダコ”のようにどこにでもできて痛みは無い。痛みや赤みを伴う場合は、細菌感染のおそれがある。( ⑪ )製剤の効能・効果はウオノメ・タコ・イボだが、イボに効果のある治療法は人により異なる。























問3.【一般用医薬品の使い分け】次の 「魚の目」、「たこ」又は「いぼ」の効能・効果を持つ一般用医薬品を下欄から選んで下さい。

A.サリチル酸の液剤・軟膏剤・硬膏剤    B.紫雲膏(紫根,当帰,豚脂,黄蝋,ゴマ油)   C.中黄膏(ゴマ油,黄蝋,欝金,黄柏)    D.ヨクイニン    E.麻杏薏甘湯(麻黄,杏仁,薏苡仁,甘草)   F.薏苡附子敗醤散(薏苡仁,附子,敗醤)    G.薏苡仁湯(麻黄,当帰,蒼朮(白朮も可),薏苡仁,桂皮,芍薬,甘草)







いぼ、皮膚のあれ




問4.【患者情報確認・生活スタイル】「魚の目」、「たこ」又は「いぼ」の効能・効果を持つ一般用医薬品の使用上の注意に照らして最も適当なものを選んで下さい。

A.ウオノメ    B.タコ    C.イボ    D.排尿困難のある人    E.妊婦又は妊娠していると思われる人   F.乳幼児    G.のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人    H.糖尿病の治療を受けている人   I.むくみのある人     J.傷口が化膿している人

▼サリチルサリチル酸含有のうおのめ・いぼ・たこ用薬(液剤,軟膏剤,硬膏剤)
・「してはいけないこと」に多くの製品で使用対象とならない“( ① )”を挙げている。
・「目の周囲、粘膜、やわらかい皮ふ面(首の周り等)、顔面等」及び「炎症又はキズ、化膿のある患部等」には使用しないように記載されている。サリチル酸の強い角質溶解作用と激性のためだが、特に目に入った場合には結膜・角膜に炎症を起こすことがあるので、直ちに水かぬるま湯で洗い、受診する必要がある。
・( ② )は相談するように記載されている。
・治癒しにくく、感染症を招くおそれもあるので、( ③ )は相談するように記載されている製品がある。
▼ヨクイニン内服薬
・( ④ )は相談するよう記載されている。
▼紫雲膏
・「湿潤・ただれ・やけど・外傷のひどい人」、「( ⑤ )」は使用できない。
▼麻杏薏甘湯
・麻黄(マオウ)を含むため、「体の虚弱な人」、「胃腸の弱い人」「発汗傾向の著しい人」「高齢者」「( ⑥ )」「高血圧、心臓病、腎臓病または甲状腺機能障害の診断を受けた人」は相談するよう記載されている。
・1 日の甘草(カンゾウ)配合量が1g 以上のため、「高齢者」「( ⑦ )」「高血圧、心臓病又は腎臓病の診断を受けた人」は相談するよう記載されている。長期連用には注意が必要である。
▼薏苡附子敗醤散
・附子(ブシ)を含有しているため、「妊婦又は妊娠していると思われる人」「( ⑧ )」は相談するよう記載されている
















問5.【アドバイス】次の文章が正しいものには○を、誤っているものには×を、解答欄に記入して下さい。





足底粉瘤などの皮下腫瘍の影響で表面の皮膚にタコができていることがある。


ウオノメやタコは、加齢や病気などで脂肪組織が減少することによってもできやすくなる。


サリチル酸絆創膏の用法に「2〜5日毎に交換」と書いてあるなら、入浴などで濡れてしまった場合でも、その期間はそのまま貼っておけばよい。