令和4年度第4回eラーニング 「漢方製剤」 令和4年度第4回研修 「漢方製剤」 ●動画研修終了後、確認テストを行い「確定」ボタンを押し送信してください。 その後、メールにて解答解説URL・受講印URLをお知らせいたします。 テキストは下記よりダウンロードできます。 ・1ページごとPDF形式 ・4ページ集約PDF形式 登録販売者生涯学習研修確認テスト 「漢方製剤」 確認テストPDF形式(ダウンロード) 販売従事者番号 ※ 氏名 ※ 姓: 名: メールアドレス ※ 問1.【漢方の歴史】 (1) つぎの説明の書籍名を記号で答えなさい。 A.勿誤薬室方函口訣 B.本草綱目 C.神農本草経 D.傷寒論 E.黄帝内経 F.和剤局方 問1⑴① ※ 人体の解剖・生理・病理などの基礎医学的知識や養生法、鍼灸療法について著された現存する最古の医学書。 ABCDEF 問1⑴② ※ 365 品目の薬物を人体に与える影響により上・中・下薬に分類したのが最大の特徴で、現存する最古の本草書。 ABCDEF 問1⑴③ ※ 張仲景が著わしたとされ、熱性伝染病の治療について臨床経過を追って詳細に論じた実践治療学書。 ABCDEF (2) 我が国の後世方派と古方派の説明で、( )に適当な言葉を下欄から選んで記号で答えなさい。 後世方派:室町時代、明で隆盛を極めていたのが『黄帝内経』の理論を『傷寒論』の様な臨床医学に当てはめて考える金元医学で、( ① )や防風通聖散等の処方が創製された。( ② )が留学の後これをわが国に広め、「随証治療」をはじめて唱えた。( ③ )は「随証治療」をさらに明確にした。この流れが後に後世方派と呼ばれるようになった。後世方派は「証」の基礎を『( ④ )』から採用した。 古方派:江戸時代に入り、京都の( ⑤ )は『( ⑥ )』の実証性を再認識、思弁的傾向の強い金元医学を排して「昔に帰る」ことを提唱し、( ⑦ )によって古方派として確立された。また、それまで少数にのみ口伝等で伝えられていた漢方に特徴的な「( ⑧ )」の技術も広く普及する様になった。 A.小柴胡湯 B.補中益気湯 C.葛根湯 D.傷寒論 E.黄帝内経 F.皇漢医学 G.後藤艮山 H.曲直瀬道三 I.名古屋玄医 J.田代三喜 K.聴診 L.腹診 問1⑵① ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵② ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵③ ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵④ ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵⑤ ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵⑥ ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵⑦ ※ ABCDEFGHIJKL 問1⑵⑧ ※ ABCDEFGHIJKL 問2.【漢方的なお客様の状態の把握の仕方】つぎの説明に該当する適語を下欄から選んで記号で答えなさい。 A.陰陽 B.虚実 C.気鬱 D.気逆 E.気虚 F.水滞 G.瘀血 H.血虚 問2① ※ 新陳代謝の盛衰にともなう病邪に対する生体反応が、熱性で発揚性か寒性で沈降性かを表す。 ABCDEFGH 問2② ※ 生体が病邪に侵されゆがみを受けた時に、これを跳ね返そうとする力「抗病力」の強さを表す。 ABCDEFGH 問2③ ※ 全身倦怠感、気力の低下、疲れやすい、食欲不振などの症状をきたす。 ABCDEFGH 問2④ ※ 冷えのぼせ、発作性の頭痛、不眠症、いらいら感、驚きやすい、動悸、焦燥感などの症状をきたす。 ABCDEFGH 問2⑤ ※ 憂鬱、のどのつかえ感、胸の詰まり感、腹部膨満感などの症状をきたす。 ABCDEFGH 問2⑥ ※ 顔色が悪い、皮膚の乾燥やあれ、爪の割れ、頭髪が抜けやすい、月経異常、眼精疲労、こむら返りなどの症状をきたす。 ABCDEFGH 問2⑦ ※ 口の乾き、色素沈着、眼の周りのクマ、腰痛、不眠、不安、月経異常などの症状をきたす。 ABCDEFGH 問2⑧ ※ 朝のこわばり(浮腫)、尿量減少、拍動性の頭痛、頭重感、胃内停水、めまい・耳鳴りなどの症状をきたす。 ABCDEFGH 問3. 【承認制度と体力表記等】 新承認基準で「しばり」に組み入れらた内容について、適語を番号で答えなさい。 虚実の概念:主に体力に関する記述で表現し、簡便のため( ① )段階の分類が行われた。 陰陽の概念:「陽」の病態を適応とするものが「のぼせぎみで顔色が赤く」等の( ② )として、「陰」の病態は「疲れやすく冷えやすいものの」などの( ③ )を示す表現を用いた。 気血水:「口渇があり、尿量が減少するもの」( ④ )、「皮膚の色つやが悪く」( ⑤ )などの表現を用いた。 A.3 B.5 C.8 D.熱症状 E.寒性の症状 F.血虚 G.瘀血 H.水毒 問3① ※ ABCDEFGH 問3② ※ ABCDEFGH 問3③ ※ ABCDEFGH 問3④ ※ ABCDEFGH 問3⑤ ※ ABCDEFGH 問4.【代表処方の使い方と注意】 A.葛根湯 B.小青竜湯 C.柴胡桂枝湯 D.八味地黄丸 E.防風通聖酸 F.胃苓湯 G.黄連解毒湯 問4① ※ しばりは「体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなもの」。成分に麻黄1.2-1.5g,大黄1.5g,芒硝1.5g,甘草2g,石膏2g を含む。 ABCDEFG 問4② ※ しばりは「体力中等度以上のもの」。成分に麻黄3-4g,甘草2g を含む。 ABCDEFG 問4③ ※ しばりは「体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるもの」。 ABCDEFG 問4④ ※ しばりは「体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、ときに口渇があるも の」。成分に地黄5,6-8g,加工ブシ0.5-1g を含む。(左側の数字は湯、右側は散)。 ABCDEFG