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【登録販売者 OTC販売まめ知識】花粉症薬 アレルギー薬 製剤別 有効成分の特徴 

 2021/03/10 登録販売者まめ知識  

花粉症薬 アレルギー薬 製剤別 有効成分の特徴

スギ・ヒノキ花粉の飛散予報は一部の地域を除き昨年より多くなる見通しです。
コロナ禍の影響もあり医療機関に受診しづらいこと、花粉症薬はOTC類似薬の代表的なものなので、是非とも薬局・ドラッグストアで対応していくことが良いでしょう。

薬の効果の出方には個人差がありますが、誤った服用方法で本来の効果を正しく得られない場合がみられます。
有効成分の特徴を理解して、お客様が訴える症状にあった商品を提案することが大切です。
以下に製剤の特徴をまとめてあります。

ぜひ参考にしてみてください。

 

1.第1世代の抗ヒスタミン薬+塩酸プソイドエフェドリン、ベラドンナ総アルカロイド、カフェイン製剤
・効果が高いが眠気も強い
・1日2~3回服用
・基本的に1日3回タイプの方が効果が早くでて終わるのも早いが、その分副作用も早く終わるうえ、頓服で服用を提案する場合に都合がいい。

2.ケトチフェンマル酸塩製剤
・効果が高いが眠気も強い
・1日2回服用

3.セチリジン塩酸塩製剤
・効果がそこそこ高いが眠気もそこそこ強い
・1日1回就寝前服用

4.エピナスチン塩酸塩製剤
・効果は普通、眠気も普通
・1日1回就寝前服用

5.エバスチン製剤
・効果は普通、眠気も普通
・1日1回就寝前服用

6.ロラタジン製剤
・効果は弱いが眠気も少ない
・1日1回同じ時間帯に服用

7.フェキソフェナジン塩酸塩製剤
・効果は一番弱いが眠気も一番少ない
・1日2回服用

(薬局新聞)

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