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令和6年度第2回eラーニング 「皮膚の痒み、肌荒れ」

令和6年度第2回研修

「皮膚の痒み、肌荒れ」

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登録販売者生涯学習研修確認テスト

「皮膚の痒み、肌荒れ」

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問1.【受診勧奨】受診勧奨が適当な症状には○を記入して下さい。
(1) 受診を勧めるべき生命やQOLの低下に関わる緊急性の高い重大な症状ではないか?








痒い赤~紫の複数のプツプツ(丘疹きゅうしん)ができ、融合して鱗屑を伴う扁平な台地状(苔癬たいせん)になっている。皮膚を掻くと新たにできる※。口の中の頬の粘膜が白くただれができている。






手などが増殖した黄白色の角質に覆われ、剥がれ落ちたり亀裂を生じたりしている。






問2.【セルフメディケーションでも対応できる皮膚の痒み、肌荒れ】( )に当てはまる製剤を下欄から選んで下さい。
・湿疹は、紅斑、丘疹、水疱、痂皮(かひ)、鱗屑(りんせつ)など多彩な症状が混在し、痒みを伴う非伝染性の皮膚疾患の総称。そのうち、接触性皮膚炎=かぶれは、刺激となるものに直接触れたことで起きる。( ① )の塗布と抗ヒスタミン作用のある内服薬が有効。
・蚊などによる軽い虫刺されには抗ヒスタミン剤でよいが、原因がシラミで体毛に膠着した卵を発見した場合には( ② )によりシラミを排除する必要がある。
・乾燥肌の痒みは、まず( ③ )でバリア機能を高め、眠れない場合は抗ヒスタミン剤の内服。
・蕁麻疹は紅斑・膨疹・痒みを生じ、個々の皮疹は24 時間以内に出没。I 型アレルギーの他、物理的刺激、薬剤、運動、体温上昇等が誘因になりうる。原因・悪化因子を除去・回避し、( ④ )を内服。
・たむしは、境界鮮明に丘疹が環状に連なる。痒く鱗屑や痂皮を伴い、中心部は治癒傾向。( ⑤ )を用いる。
・伝染性膿痂疹(とびひ)のうちの水疱性膿痂疹は黄色ブドウ球菌が原因。かき壊し⇒小水疱⇒びらん、飛び火する。範囲が限局していれば( ⑥ )を使用し、広範囲に広がった場合には内服薬も必要なので、受診勧奨。
・霜焼け(凍瘡とうそう)は末梢部位が寒さで循環障害を起し赤く腫れて痒くなるので、( ⑦ )としての働きが要る。

A.保湿剤    B.抗真菌剤    C.ステロイド性抗炎症剤    D.抗菌剤    E.抗ヒスタミン剤    F.血行促進剤    G.殺虫剤















問3.【一般用医薬品の使い分け】
(1) 消炎又は鎮痒成分の特徴に対応する成分群を下欄から選んで下さい。(抗ヒ成分=抗ヒスタミン成分)

A.プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル,ヒドロコルチゾン酪酸エステル     B.ウフェナマート     C.アゼラスチン塩酸塩     D.メキタジン     E.ジフェンヒドラミン塩酸塩     F.クロルフェニラミンマレイン酸塩











(2) 次の「皮膚炎」「かゆみ」等に関わる効能・効果を持つ、承認基準に基づく漢方製剤を下欄から選びなさい。

A.温経湯     B.温清飲     C.黄連解毒湯     D.桂枝茯苓丸料加薏苡仁    E.消風散      F.当帰飲子      G.白虎湯      H.六味丸(六味地黄丸 )











問4.【患者情報確認・生活スタイル】一般用医薬品の鎮痒・消炎、しもやけ・あかぎれ、保湿成分名のうち、使用上の注意に照らして最も適当なものを選んで下さい。

・鎮痒消炎薬に( ① )が配合されている場合、水痘、みずむし・たむし又は化膿している患部に使用してはならない。また、使用上の注意に記載はないが、糖尿病の人も、かきこわして細菌感染の心配がある場合には受診勧奨が望ましい。全身的な副作用を避けるため長期連用してはならないが、患部が広範囲の人も要注意。1日2~3回、3~4日で切り上げられないなら受診してもらう。
・出血を助長するおそれがあるので、出血しやすい人や血が止まりにくい人は、血液凝固抑制作用のある( ② )や( ③ )を使用することはできない。
・保湿成分の( ④ )は、「乳幼児」への使用について相談事項になっている製品や用法に関する注意に「小児に使用させないこと」と記載された製品もある。皮膚の弱い乳幼児では、慎重に使用する必要がある。
・( ⑤ )は、強い刺激臭があり、知覚神経に麻痺を起こさせる働きやギ酸を中和する効果があるが、蟻以外の虫刺されに対する効果を疑問視する意見が多い。虫刺されは一般に、異種タンパクが注入されることによる中毒やアレルギー反応であることから、程度により( ⑥ )やステロイド性抗炎症成分を使うのが適当。
・抗アレルギー作用を有する( ⑦ )は、服用時の飲酒、服用後の乗物の運転及び授乳等を避けなければならない他、妊娠中は使用することができないが、排尿困難の人や緑内障の人に対する注意はない※。
※:ビオメディックス製造販売製品は例外。使用上の注意記載事項に関する通知の「アレルギー用薬」を参照し、「抗ヒスタミン剤を含有する場合」に従って記載したとのこと。スイッチOTC 化された当初の製品をはじめ他社製品に記載はない。

A.抗ヒスタミン成分     B.ステロイド性抗炎症成分     C.ポリエチレンスルホン酸ナトリウム     D.尿素     E.アンモニア水     F.ヘパリン類似物質     G.アゼラスチン塩酸塩















問5.【アドバイス】次の文章が正しいものには○を、誤っているものには×を、解答欄に記入して下さい。ただし、「※」の説明部分は問題の範囲ではありません。
乾燥肌のスキンケアと虫に刺されたときのために・・・

乾燥肌の場合、入浴時には石鹸を泡立てて手のひらで優しく洗い、入浴後すぐにローションやクリームで皮膚を保護しましょう。