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【登録販売者まめ知識】くすりと食べ物の食べ合わせ!ダメなものは何?

 2022/01/13 登録販売者まめ知識  

くすりと食べ物の食べ合わせって、気にしたことある?

くすりと食品には食べ合わせ・飲み合わせが悪いものがあり、そのリスクを知らずに服用してしまうと逆に健康を害する場合がある。
ここでは注意したい飲み合わせの代表的なものを紹介してみる。

▼グレープフルーツジュース
グレープフルーツの果肉に含まれるある種の成分が、小腸上皮にある薬物代謝を阻害して、薬物の血中濃度を上昇させてしまう。結果として薬の効きすぎにより、血圧が下がったり、頭痛、めまいなどの症状を引き起こすことがある。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・カルシウム拮抗薬(フェロジピン/ニフェジピン/ニソルジピン)
・高脂血症治療薬(アトルバスタチ/シンバスタチン)
・催眠鎮静薬(トリアゾラム)
・精神神経薬’(カルバマゼピン)

▼クロレラ
クロレラはビタミンKが大量に含まれている健康食品である。ワルファリンは肝臓で、ビタミンK依存性の血液凝固因子を阻害することで抗凝血作用、血栓形成の予防作用を示す。このことから、クロレラの摂取は、ワルファリン服用患者においては薬の効果を弱めてしまい、血液凝固が起こりやすくなる。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・抗血栓薬(ワルファリン)

▼緑黄色野菜
ビタミンKを多く含む緑黄色野菜(パセリなど)は一時的に大量摂取しないことが望ましい。なお、緑黄色野菜が主原料となっている青汁などの大量摂取についても注意する。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・抗血栓薬(ワルファリン)

▼納豆
納豆はクロレラと同様にビタミンKが大量に含まれている食品である。ワルファリンは肝臓で、ビタミンK依存性の血液凝固因子を阻害することで抗凝血作用、血栓形成の予防作用を示す。このことから、納豆の摂取は、ワルファリン服用患者において薬の効果を弱めてしまい、血液凝固が起こりやすくなる。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・抗血栓薬(ワルファリン)

▼カフェイン
カフェインはコーヒー、紅茶、緑茶などに多く含まれている。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・精神神経薬 選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)(フルボキサミ)→体内におけるカフェインの分解を抑制することで中枢神経刺激作用(神経過敏、いらいら、不眠など)が発現する可能性     がある。
・精神神経薬 ベンゾジアゼピン系薬(クロナゼパム/ゾピクロン)→カフェインが薬剤の効果を弱める可能性がある。
・強心・気管支拡張薬 強心・気管支拡張薬(アミノフィリン/テオフィリン)→相加的に中枢神経刺激作用が増強する可能性がある。また、カフェインがテオフィリンなどの体内代謝を抑制する可能性もある。
・抗菌薬 キノロン系薬(エノキサシ/ジプロフロキサシン)→体内におけるカフェインの分解を抑制することで中枢神経刺激作用(神経過敏、いらいら、不眠など)が発現する可能性がある。
・解熱鎮痛薬、抗血栓薬 サリチル酸系薬(アスピリン)→血中濃度が上昇し、鎮痛効果や出血傾向が強まる可能性が出る。

▼チーズ
薬剤がチーズに大量に含まれているチラミンの分解を妨害するため、チラミン中毒(顔面紅潮、頭痛、急激な血圧上昇など)が発現する可能性がある。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・MAO阻害薬(セレギリン)
・消化性潰瘍治療薬(シメチジン)
・抗結核薬(イソニアジド)
・精神神経薬 三環系抗うつ薬(イミプラミン)

▼アルコール
アルコールは多くの薬剤と吸収・代謝などの段階で影響し、血中濃度を大きく変動させることから薬剤との併用は避ける。
■飲み合わせに注意すべき主な薬剤
・精神神経薬 ベンゾジアゼピン系薬(ジアゼパム)/精神神経薬 三環系抗うつ薬(三環系抗うつ薬)/糖尿病用剤(アセトヘキサミド)/解熱鎮痛薬(アセトアミノフェン)
→アルコールにより薬剤の血中濃度が高まり、作用が増強し副作用も発現する危険性がある。
・精神神経薬(カルバマゼピン)→アルコールにも中枢神経抑制作用があるため、作用が増強する可能性がある。
・抗菌薬 セフェム系薬(セフメタゾール/セフォテタン)/抗ガン剤(カルモフール)
→薬剤によって、アルコールの分解を抑制しアルコール代謝に影響を及ぼし頭痛、嘔吐、顔面紅潮など不快な作用が増強する可能性がある。[アルコール代謝の途中段階で生じるアセトアルデヒドが蓄積す ることで発現する不快な作用(ジスルフィラム様作用)である] ・狭心症治療薬(ニトログリセリン)→相加的に血管拡張作用が増強し、血管拡張作用による起立性低血圧や失神が起こる危険性がある。

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