セルフメディケーション
天王寺動物園にはニホンザルが居ない
新型コロナが流行る少し前に、孫たちと天王寺動物園に行きました。
ゾウの博子が亡くなったのはニュースで聞いていたのですが、ニホンザルが居ない事は長年知りませんでした。
帰って調べてみると、2004年に猿山に結核が発生した様です。結核は、瞬く間に蔓延し、翌年、動物園はやむ無く猿山を閉鎖しました。
それ以来、現在に至るまで猿山にサルは戻らず、今後も展示する予定はない様です。
セルフメディケーションとは
飼い猫が病気になった時、何日かご飯を食べず、じっと寝ていたと何かの本で読んだ覚えがあります。
猫は体内の酵素を消化に回さず、身体の修理に使っていたのかも知れません。
ところで、セルフメディケーションって、聞かれた事はありますか?
WHOによると「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てする」事です。
ニホンザル達がレントゲンや抗結核薬を飲んでいたら、もしかすると今でも会えたかも知れません。或いは、ツベルクリン検査を受けていれば…。
自分で治すのが難しい病気は、病院へ。
軽度な病気なら、自分自身で治しましょう。
寝ているだけで治せる人、売薬を買って服用し治す人。体調と体質に合わせて。
そう、自分自身の身体を知りましょう。登録販売者は、一般用医薬品販売のプロとしてその為の相談に与ります。それ故に、年間12時間の講習を受ける義務があります。
一社)大阪府医薬品登録販売者協会では、登録販売者の資質向上に研修会を開催しています。
また、生涯学習として身体や病気の事、薬の事を知りたい一般の方にも、広く門戸を開いています。
講習会場に足を運ぶのが無理な方には、e-ランニングによる受講をお勧め致します。
孫子に曰く、彼を知り、己を知る者は、百戦してあやうからず